家族信託ってご存知ですか?私はつい最近まで簡単に言葉の意味は知っているというレベルでした。
先日、FPきょうこさんの家族信託に関する講座に参加し、これは誰もが知っておくべきことだ、そして「年末年始に家族とお金のこと、家族信託のことを話してみよう」と思いました。
家族信託とは、『財産の管理を信頼できる家族に託す方法。ご家族の思いを叶えるために「信頼できる家族」が財産の管理や契約行為を行う。』ものです。
認知症になると、不動産の売買や所有権の移転など、出来ることが制限されてしまいます。
例えば親が認知症になったら
・介護費用を親の預貯金から引き出そうと思っても引き出せない…。
・自宅を売却して老人ホームの費用を捻出しようとしても、自宅の売却ができない…。
家族信託は、こんなことになる前に信頼できる家族に財産管理を任せるという制度です。
この講座後、両親が元気なうちにこういう話をした方が良いと思いましたが、課題は家族とどのようにこの話をするかです。
以前、母に相続の話を聞いたことがありますが、何となく嫌そうな雰囲気を醸し出され、話を続けることが出来ませんでした。
日本では相続の話や遺言の話をすると縁起が悪いと言われたりしますよね。私も元気な母にこんな話をするのは早かったかなと思ってしまいました。とはいえ、今回講座を受けて何かあってからでは遅いので、両親が健康なうちに少しずつでも話をしていきたいと思いました。
家族とお金の話をするのはちょっと気が引けるという方もいるかもしれませんが、お正月に集まった時などに自然な形で話ができると良いですね。
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