日本でもイベントとして定着してきたハロウィン。この記事ではカナダのハロウィンの楽しみ方をご紹介します。
ハロウィンは10月31日ですが、カナダでは9月中旬ごろからハロウィンの装飾やハロウィングッズの販売が始まります。
ハロウィン前にはジャック・オー・ランタンを作ったりイベントに参加したり、当日以外も楽しむことができます。わが家も現地の友人に教えてもらい、初めてのハロウィンを楽しもうといろいろな体験をしたので、その一部をご紹介しますね。
パンプキンピッキング
ハロウィン期間は家の前にパンプキンが飾られ、様々な装飾がされます。パンプキンはスーパーで販売されていますが、パンプキン農園まで買いにいくのもおすすめです。
農園に行くと大小さまざまなパンプキンが並んでいて、日本では見たことがない大きさ、形のパンプキンに驚きます。
スーパーより値段は少し高いですが、家族で家に飾るパンプキンを選ぶと、ハロウィン気分も盛り上がってきます!
子供たちはパンプキンの山に乗って遊んでいました。日本では注意されそうですが…。
ちなみにハロウィン直前に、スーパーのパンプキンはたたき売りされます。当日だけ飾る場合は直前に買いにいくのが良いかもしれません。食べる用途のパンプキンではないので、ハロウィンが終わると捨てられしまうようです。
ジャック・オー・ランタン作り
ジャック・オー・ランタンとは、かぼちゃの中身をくり抜いて、中に火を灯してランタン(提灯)にしたものです。
日本にいた頃は、こんな凝ったものを作るのは特別な人だけだと思っていましたが、こちらでは当たり前のように皆が家で作っています。スーパーにはジャック・オー・ランタン用のナイフやスプーンが売られています。
わが家も農園で買ってきたパンプキンでジャック・オー・ランタン作りに挑戦しました。
ジャック・オー・ランタンの作り方
1)最初にパンプキンに顔を書きます。
子供のリクエストの「カッコイイおばけ」にしたつもりです…。
2)下絵に沿ってナイフで彫ります。
上手くできるか心配でしたが、彫り始めると意外に簡単にできました。安全な部分は子供も一緒に彫る経験ができました。
3)中身をくり抜きます
顔が彫れたら、中身を全てくり抜きます。ちなみに、パンプキンは彫ってしまうと腐敗が始まるので、彫るのは1週間~3日位まえが良いようです。
自分で作ったパンプキンを飾ると、さらにハロウィン気分が盛り上がります!
初めてにしては上手にできたかと思っていましたが、近所の家の素晴らしいジャック・オー・ランタンの数々を見て、レベルの違いを感じました……。
ハロウィンイベント
ハロウィン直前の週末には、商店街やショッピングセンターなど多くの場所でハロウィンイベントが開催されます。
子供たちは「Trick or Treat」と言ってお店をまわり、仮装したお店の人たちからお菓子をもらいます。
また、写真を撮影してくれるブースやフェイスペイントなどのブースもあり、そのほとんどが無料なのでどの会場も家族連れで賑わっていました。
ハロウィン当日を楽しむ!
ハロウィン当日の学校
ハロウィン当日、多くの学校で子供たちは仮装して登校します。スクールバスのバス停に行くと、様々な仮装をした子供たちが集まっていてとても可愛かったです。
バスの運転手さんは一人一人に「Oh, Superman!!」「Oh, Princess!!」などと大げさに驚いてくれます!
そして親たちは「Happy Halloween!!」と言って子供達を送り出しました。こういうカナダ人の明るい雰囲気、良いですよね~。私がカナダを好きな理由の1つでもあります。
息子の通う学校ではダンスイベントも行われ、一日中楽しんだようです。そもそも仮装して登校したら、勉強どころではありませんよね。
それぞれが好きな仮装を楽しむ日ですが、仮装が誰かを傷つけるものにならないように、学校から事前に注意のメールが送られてきました。例えば、民族衣装を着ることは異文化への敬意や配慮に欠けるとみなされます。
移民が多く多様性を尊重する国なので、マイノリティを傷つけるようなことはしないという配慮が非常に徹底されています。
ハロウィンナイト
ハロウィンの夜には、仮装した人々が街中に溢れかえります。仮装した子どもたちは「Trick or treat」を合言葉に近所をまわってお菓子をもらいます。「Trick or treat」は、直訳すると「イタズラかお菓子か」になります。つまり、「お菓子をくれないとイタズラしちゃうよ〜」という意味です。
子供たちはバケツを持参して歩いてまわりますが、バケツに入りきらない量のお菓子をもらうので、バケツが一杯になったら親の袋にうつして、また次の家に向かいます。付き添いの親も大忙しです。
子供たちが「Trick or Treat」と言って家のチャイムを鳴らすと、家の人が出てきますが、かなり本格的な仮装で子供を驚かせていて、大人たちも本気でハロウィンを楽しんでいるようでした。かくいう私も、簡単な仮装をして楽しんでしまいました。音楽を鳴らしている家や路上でパーティーをしている家もあって大人も目一杯楽しんでいる様子です。
ハロウィンの夜は、玄関のライトが点いている家は訪ねて良いということになっています。また、チャイムを押されたくない家では、玄関に「自由に取ってね」という貼り紙とともにお菓子が置いてありました。
余談ですが、カナダに来て半年の息子が、現地の人と一人で簡単な会話をしてハロウィンを楽しんでいる後ろ姿を見て、少し感激しました。
初めてのハロウィンナイトを経験した息子は、たくさんのお菓子がもらえて大興奮でしたが、私は大量のお菓子に啞然としました。
ここから親の仕事が始まります。もらったお菓子は袋が空いているものや手作りのものもあると聞いていたので、子供に食べさせる前にチャックする必要があります。
また、食べさせたくないと思うお菓子は事前に処分すると良いと聞いていたので、私も子供がいないところで確認し、一部は処分しました。フードロスの観点からは、あまり良くないことですが。
Recovery Day
ハロウィン翌日は息子の学校は「Recovery Day」でした。Recovery Dayとは、パジャマや楽な服装で登校し、ハロウィンの疲れから回復する日です。日本にはない発想ですね。
朝のバス停では、当日は1℃という寒さだったにも関わらず、子供達はコートを脱いで自慢のパジャマを見せ合っていました。パジャマで登校したら、この日も勉強はできそうにありませんね。ハロウィンの翌日まで楽しむのが「カナダのハロウィン」のようです。
まとめ
日本のハロウィンは当日だけのお祭り色が強いですが、カナダでは1か月位前から準備が始まり、大人も子供も本気で仮装して本気で楽しむイベントです。「ハロウィンが1年で1番好きな日」という子供も多いようです。
もしカナダに来ることがあったら、とことんカナダのハロウィンを楽しむのがおすすめです!
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