現在、コーチングプレイスのコーチング基礎講座のサポート(アシスタント)をしています。
基礎講座では7分間セッションというセッションの実践練習がありますが、先日、基礎講座内で最後のセッション練習がありました。
その最後のセッションが終わった後に、生徒さんに感想は伺ったところ「今回は聞くことに徹するしかないと思って、聞くことに徹しました」と生徒さんがお話をされました。
それを聞いて講師の田村さんも私も本当に嬉しい気持ちになりました。
コーチの方ならわかるかと思いますが、コーチングで最も大切なことの一つが『聞く』ことです。
聞くことはいつだってしているし、そんな難しいことなの??と思われるかもしれません
でも、実際にコーチングセッションの場で『聞く』に徹するって、結構難しいことなのです。
クライアントさんが問題を抱えている場合、気づいたら問題解決脳になって問題を解決する方法を考えたり、何か提案したくなることがあります……。
聞くプロと言われているコーチと言えども、誰かが悩んでいれば問題解決したいと思ってしまいます。
もちろん、それが必ずし悪いことではありません。
でも答えを出すのはクライアントさんなので、やはり聞くに徹することが重要なのです。
ベテランコーチだって、つい言葉を挟みすぎてしまうことがあるのに、生徒さんは『聞くに徹する』と意識して、本当に聞くに徹するコーチングをされていました!
半年間勉強されて、次回が講座最終回なのですが、たった半年間で聞くことの大切さに気づき、それを実践できるようになられて、本当に素晴らしいなぁと思いました。
おそらくこの短期期で身につけることが出来たのは、傾聴を強みとされている田村講師から学んだことが大きいのではないかなと感じました。もちろん元々の生徒さんの聞く力があったからだとは思いますが。
そして、何かを学ぶ時に『誰から学ぶか』が本当に重要なことだなと感じました。
私もサポートという立場ですが、田村さんの傾聴スタイルのコーチングの講義を毎回聞かせて頂くことで、以前より傾聴に意識が向くようになりました。
本当にこのクラスのサポートにつけて、有難いなぁと思っています。次回が最終回だと思うと寂しいですが、どんな最終回になるのか楽しみです!
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